売上アップ、コストダウンのヒント

2022年5月29日 カテゴリー: コラム

今日はいつもと少し毛色の違う内容をお届けしたいと思います。

-売上アップ
-コストダウン

経営に関わる皆さまにとっては、いずれも重要な経営課題とお考えのテーマと思います。

これらの実現に向けては様々な観点からの取組みが考えられますが、
今日は、そのいずれにも効果のある『業務改善』『業務効率化』について、進め方の1つのヒントを書いてみます。

 

『業務改善』『業務効率化』の効果

そもそも『業務改善』『業務効率化』という言葉は、
コストダウン、守り側のイメージが強いかもしれません。

ですが、『業務改善』『業務効率化』は時間を生み出す事ができますので、
工数削減によるコストダウンはもちろんの事、
その創出された時間を営業活動時間や新サービスの企画・開発等に振り向ける事で
売上げアップという攻めの側面にも効果をもたらします。

(もちろん、ご自身のお考えにより、生み出した時間でガンガン行くのではなく、
ワークライフバランス向上につなげるのも良いと思います!)

 

『業務改善』『業務効率化』の進め方のヒント

ここで例として、『業務改善』『業務効率化』をしようと打合せをしている場面を考えてみます。
下の図のように、参加者それぞれが、業務の現状について発言してくれていますが・・

 

口頭で話し合うだけでは、なかなかどうすれば良いのか分からなそうですね。

そのような時の進め方の1つとして、『業務フロー』を描いて、『可視化』する、という方法があります。

上のやり取りを『業務フロー』として描いてみます。
(下図は現状の業務フローのイメージ図です。)

すると、どうでしょうか。

口頭で話し合っていただけではなかなか分からなかった、
現状の業務の流れや、業務内容がスッキリ理解しやすくなったとお感じ頂けると思います。

この現状の『業務フロー』を皆で見ながら話し合う事で、
現状についてズレのない(少ない)共通認識を持ち、
『業務改善』『業務効率化』の検討を進める事ができます。

そして、集まった意見を検討、反映して改善後の『業務フロー』を描いたら、
今度はそれを基に業務を行っていく事ができます。
(下図は改善後の業務フローのイメージ図です。)

※業務フローの記述方法も様々あり、記号を使うと描きやすくなったりしますが、
まずは、ざっくりと誰が何をするか、という流れを描いてみる所から始めてみて頂くと良いかと思います。

普段『業務フロー』を使われていないようでしたら、
『業務改善』『業務効率化』の進め方の1つとして、『業務フロー』も試してみて頂けたら幸いです。

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